低気圧 (ていきあつ) とは
英語ではlow pressureと表し、気圧の低い所をいう。
気圧が低い為に、地上の周りから、空気(体気)を吸い込んでいる。
コリオリの力が働き、渦巻状になる為、北半球では左に、南半球では右に回転しながら吸い込んでいる。
高気圧と高気圧の間に気圧の谷として発生する事もあれば、低気圧どうしがまとまり一つになり、ハリケーンや台風として現れる事もある。
そのメカニズムは私達がサーマルと呼んでいるものと良く似ており、サーマルの巨大なものと考えてよい。しかし、発生範囲がサーマルと比べ大きすぎ、かつ広過ぎる為、パラグライダーが掴む事が出来る上昇気流ではない。
下から上に気流が有る為に雲や雨を発生させ、天気を悪くして我々フライヤーにとって有りがたくない存在である。
この為、機嫌の悪い上司に「今日は低気圧だ!」などと、あだ名をつけることもある。
関連用語 高気圧