ライセンス license とは
技能証。パラグライダーの技能証はその者が習得している技能の証であり正確にはライセンスではないが、事実上、ライセンスとして機能しており、そう呼んでも間違いではない時代に入っている。
そして、近年になって技能証をライセンスとあえて呼ぶ事が増え、JPAでは技能証という言葉は見あたらなく、ライセンスで統一している。これは事実上、ライセンスとして機能している技能証をより一層発展させ、将来、名実共にライセンス(免許)として社会的に認知させていく方向の表れと思われる。
日本のパラグライダーのライセンスはJPA・JHF共に4段階に分けられ、パラメイト(A級)ベーシック(B級)パライマリーパイロット(ノビスパロット)パイロット(パイロット)となっている。()内はJHFの識別であるが概ね各レベルは等しいと思ってよい。
これ等のレベルを自動車の免許に例えると、パラメイト(A)やベーシック(B)は自動車学校のS字コースやクランク・縦列駐車の教程が終わった程度で、プライマリーパイロット(NP)は仮免許と言ったところ。
仮免許は横に普通免許を持った者が同乗すれば運転可能で、仮免許で満足するドライバーはいないだろう。
パラグライダーもパイロットを取得すれば、やっと一人前として扱われ、言い換えればパラメイトからプライマリーパイロットはパイロットライセンスを取得する為の過渡的ライセンスに過ぎないと思ってよい。
ただしこれは筆者が極別した捕らえ方で、それぞれに大きな意味もあり、反論される方も多いと思う。
ライセンスはこの上に
エキスパートパイロット(クロスカントリーパイロット)があり、
インストラクターのレベルに応じ
アシスタントインストラクター(助教員)
インストラクター(教員)
アイテム別では
タンデムパイロット(タンデムパイロット)
(補助動力ノビスパイロット・補助動力パイロット)
などがある。
JPA発行のライセンス 上からインストラクター表・エキスパートパイロットタンデムパイロット |
JHF発行のライセンス 上 インストラクター 表 下 インスTラクター 裏 |
それぞれの詳細は
JPAホームページライセンスについて
JHFホームページ技能証 を参照