もやい結び もやいむすび とは
ロープや紐の結び方の一つ。
もやい結びの特徴は
1 確保したループの大きさが変化しない。
2 負荷が加わっても解けにくい。
3 細い紐から太いロープまで安定して結べる。
4 簡単にむすべる。
5 ほどこうと思えば簡単にほどける。
6 いろいろな所に応用できる。
以上、非常にメリットが高い結び方で 「キング オブ ノット」ともよばれている。
ロープや紐の結び方にはいろいろあり、結ぶ場所、結ぶ目的、ロープの種類など様々な状況に合わせた結び方がたくさんある。ロープワークの講習会などでは感心しながらいろいろな結び方を習うのだが、それらを使う機会はパラグライダーでは滅多にない。結果としてせっかく覚えた多くの結び方は、使わないのでどんどん忘れてしまう。
その中で、これだけは覚えておくといい結び方に「もやい結び」があり、是非この「もやい結び」だけでも習得して頂きたい。
結びやすいように釘(杭)など引っ掛けてループをつくる。
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そのループに引っ掛けた端末をを上から通す。下にぬけた端末を元の紐の上側にかぶせる。
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端末を今度は下から通す。
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もやい結びを硬く閉める。
これでもやい結びは完成しているが、安易に解けないように「端末処理」をする。
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図のように結べたなら完成。
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