ハロゲン処理 ハロゲンしょり とは
レスキューパラシュートの収納時、サスペンションコードやブライダルコードを束ね止める輪ゴムの表面処理のひとつ。
輪ゴムには何も処理していない物と、酸化防止の為の表面処理を施した物がある。
スーパーなどで売っている、いわゆる普通の輪ゴムを使用すると熱などにより酸化が進み、早い時には半年で軟化する。
軟化したゴムはラインに付着して緊急時の開傘を遅らせたり、最悪の場合、開傘できない事もある。
リパックの際は必ずハロゲン処理された指定の輪ゴムを使うことが必要である。
ハロゲン処理された輪ゴムでも普通の輪ゴムに比べれば穏やかではあるが経年変化は進んでいる。
リパックの際、輪ゴムはまだ使用可能であっても定期的に交換してほしい。
左側 普通の輪ゴム 右側ハロゲン処理された輪ゴム 太さの違いはともかく、表面の違いに注意。 白い粉のようなものが付着し、手で触るとスベスベしている。 |