停滞前線 (ていたいぜんせん)
停滞前線 (ていたいぜんせん) とは
2つの異なる気団の境目を前線と呼ぶが、停滞前線は数千キロにわたる大きな気団で形成される事が多く、動きが遅く、殆ど停滞することから名づけられた。
日本では冷たいオホーツク海気団と暖かい小笠原気団がぶつかり合う7月頃の梅雨前線がその代表例である。
停滞前線が発生するとその付近では広範囲にわたって、長雨が続くことが多い。梅雨のシーズンになると日本の上空に約1ヶ月間にもわたり、停滞前線が横たわる事になる。
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太平洋上に停滞前線が発生している
画像は㈱ウェザーニューズ提供 |