ダイヤモンドダスト diamond dustとは
日本語で細氷 (さいひょう)と言うがダイヤモンドダストの名の方が一般的で判りやすいかもしれない。
空気中の水蒸気が昇華して氷の粒子となり漂っており、太陽などの光が反射・屈折を起こす。
– 10℃以下と比較的静穏な大気が条件で、海抜2千mを超すパラグライダーでは目撃がすくなくない。
雲や霧との違いは学術的には氷の結晶が大きく雪に属するらしく、「空中を漂う。」と言うりはむしろ「降っている。」と考えた方が適切である。
我々フライヤーはルーペを持って飛んでいるわけではないし、手にとって確かめるすべもなく見た目で判断するしか方法がない。
したかって次の事柄を判断材料の一つとする。
1.太陽からの反射でキラキラと輝き、粒子が見える。
2.比較的広範囲に、かつ薄く分布しており、視界はある程度保たれている。