シリンダーセクター cylinder sector とは
パイロンレースにおいてパイロン(目標地点)をクリアーしたか(周った若しくは通過したか)どうか?を判定する基準で、パイロン上にある半径の円筒を仮想に見立て、その円筒内の通過を義務付けする。
クリアーした事の判定を写真撮影で行っていた当時は、殆どがFAIセクターを用いていた。
しかし、GPSによる判定が主流となりつつある現在では、このシリンダーセクターを用いる大会が多くなっている。
用いられる半径はその大会のタスク規模やレベルでも変わり、100mから200mが一般的である。
また、クラス別にシリンダー半径を決め、ひとつのタスクで同時に複数のクラスが競技を行う大会は、丁度ゴルフでハンディーを使いベテランとビギナーが同時にコースを楽しむ様で興味深い。