アスペクト(比) aspect ratio とは
簡単に言えば翼の細長さを表したものである。
となる。長方形の翼の場合、仮にa=1m b=4mとすると
しかし、殆どの翼は翼端にいくに従い細くなっていたり、後退翼など単純にaを設定できない。
この為、翼幅(スパン)をbとし翼面積をSとすると
パラグライダーの性能は単純に外観だけでは判断できないが、アスペクト比が高くなると滑空性能は向上する。の式で表せられる。
「どの位の性能の機体なのか?」を判断する為の目安として、アスペクト比を考慮するとよい。
アスペクトは投影と実測の値で表すが、投影が重要であり、実測はアーチの強さなどを推測する参考値と思ったほうがよい。
また、後退翼の場合、いくら後退角が大きくてもスパンは単純に横方向の幅である。
アスペクトと滑空性能の関係は翼端渦参照。
アスペクト比 |