アマチュア無線 (アマチュアむせん)とは
フライヤーに多く使われているトランシーバー(無線機)は430M帯のアマチュア無線用で、チャンネル数(周波数帯)・出力・価格・大きさなど非常に使い易いものである。
しかし、アマチュア無線用のトランシーバー(無線機)を使用するにはまず、国家試験を受けアマチュア無線技士の資格を取得し、そして無線設備(ここではトランシーバー)の許可(免許状)を受けなければならない。
資格には4級~1級アマチュア無線技士があり、空中線電力の上限や使用周波数により制限があるが、4級アマチュア無線技士で充分である。無線技士の免許を取得後、使用する無線機の免許状を取得するとコールサインが与えられ通信の際にはこのコールサインを必要に応じて言わなければならない。
簡単に車に例えると、
車を運転するには普通免許などが必要でこれが4級アマチュア無線技士の免許であり、車は予め車検を受けなければならなく、これがアマチュア局の免許状にあたる。
そして、公道をはしる車には全てナンバープレートを付ける必要があり、これがコールサインに相当すると思えば良いかもしれない。
国家試験の受講方法などについては最寄の無線機店に尋ねるとよい。
アマチュア無線機の使用に際して一番注意しなければならない事はその使用範囲がアマチュア業務に限られる事である。
フライヤーがフライヤー同士あるいは一般の者と会話を楽しむ事はアマチュア業務の範囲であり問題ないと思われる。
しかし、パラグライダーのスクールが講習生の誘導の為にアマチュア無線機を使用する事は完全にアマチュア無線業務を逸脱したものであり、電波法違反として罰せられる。
無線機にはこの他、業務用無線・特定省電力無線・航空レジャー無線などがある。
見た目は特定省電力とあまり変わらないが430MHzとかUHFの 表示がある。アマチュア無線用トランジーバー |