フィギュアエイト figure eight とは
左右に360度旋回を切り返す技術で、JPAパイロット証のカリキュラムのひとつ。
図の様に、直線飛行からA点で、まずは右360度旋回を行いA点に戻る。次に切り返し左の360度旋回を行い再度A点に戻る。
A点は合計3回通過することになり、始めのAから最後のAまでを24秒程度で行う事が望ましい。ところがこの24秒は初心者では結構難しい。時間を気にし、遅れを挽回しようと慌てて、バンクが途中から深くなったり、スパイラルぎみの旋回になったりしてしまう事も多い。はじめは無理をせず30秒程度で練習を行い、慣れるにしたがい24秒に近づけていくとよい。
旋回は右からでも左からでもよい。
A点は水平面での位置を意味し、通過する高度で位置は変わってくる。
JHFパイロット証ではエイトアラウンドパイロンがこれに近い。
エイトアラウンドでは風により楕円状態になる飛行を修正し流されることなく地上の目標地点で旋回する事としている。
これに対し、フィギュアエイトではバンク角を一定にした滑らかな旋回を行う事を重点としている。
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