振り子運動(ふりこうんどう)
振り子運動(ふりこうんどう) とは
水平飛行を行いたいパラグライダーは、尾翼を持っていない為、常に体気の影響を受け、迎い角が変動する。
迎い角が小さくなったと思うと今度は大きくなりのであるが、その動きが振り子運動に従い起っている。
ひどい場合には、翼が失速したり潰れを起こす場合がある。
パイロットは振り子運動を認識する事によりその状況を予知する事ができ、ブレークコードを操作して、その状況を回避したり、被害を最小限にする。
以上、キャノピーのピッチ(前後)についてのべたが、ロール(左右)に関しても全く同じであり、飛行には常に振り子運動が伴っている。