ウイングレット wing let とは
翼の目的である揚力の発生は、翼端にいくにつれ翼端渦の影響で次第に落ちてくる。
そこで翼端に垂直の板状のチップをとりつけると下面から上面に流れ込もうとする翼端渦の影響を少なくする事ができる。このチップをウイングレットと呼ぶ。
通常、飛行機では翼端に上方向に取り付けられているが、下向きに取り付けても効果はある。
パラグライダーではアドバンスの機体が上向きに取り付けており、その他の機体でも下側に付けたスタビライザーを意識的にウイングレットと兼用しているものもある。
ウイングレットは、翼のアスペクトを高くする事なく、それと同等の効果を狙ったもので、有効であるが、
それを付けた事による抗力も確実に増すわけで、その取り付け位置や大きさなどがノウハウである。
アドバンス社のウイングレットは ステイタスとしても魅力的だ。 写真はシグマ6 |